編集部レビュー【オータニ】
スイートエリアを外してヒットすると、そのままショットに結果が表れる。ただ、きれいに捕らえたときの打感のよさは、ほかには代えがたい。ラケットに余計な仕事をさせたくない人、自分のスイング通りのショットを求める人に。
編集部レビュー【たけのこ】
硬くてボールを飛ばすにはパワーが必要なので、男性向きのラケットだと思います。ボレーもストロークも芯に当てられればコントロールよく飛んでいきます。ラケットの重みを使うにしても、それを利用する力が必要です。
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★★★★ PB10mid（2012/11/29）
投稿者：だだ
■『シャキシャキ』した、『歯切れの良いラケット』という印象でした。
■フレームは決して柔らかくないです。
公表RA値=59というスペックにラケットの”撓り”や”打感”を期待して購入すると失敗すると思います。DNXとPB効果の影響と思われますが、体感RA値=65前後と思います。
■一方、フェイス部分の面剛性は極めて頑丈であり、ボレーの安定性やコントロールやスピン性能は際立っています。
■特に、16x19のストリングスパターンの影響だけでなく、ラケットそのものの特性によりスピン性能は際立って高いと感じました。
■取り回しや振りぬきの良さ、スィートスポットの広さ、面の安定性などは逸脱しており、総合的に優れているラケットと言えますが、それはあくまで同クラス(ミッドサイズ、重量330g前後の競技者向けラケット)のラケットと比較してのものであり、後はそれぞれのユーザーがどの機能を最重視しているかで選定されるラケットと思います。
■私自身は、”打感””インパクトの感触”を一番大事にしているプレイヤーです。
■ブレイデッドカーボンやボックス形状フレームでないラケットは、このPB10midが初体験でしたので、その感触は有る意味で新鮮ではありましたが、やはりブレイデッドカーボンとボックス形状フレームの”打感”や”インパクト感触”に勝るものはないと再認識させられ、残念ながらこのラケットを長く使うつもりにはなりませんでした。 -
★★★★ 大会で勝てるフォルクルラケット パワーブリッジ10ミッド（2012/11/05）
投稿者：タナー
93sqのフェイスサイズ、330gのウェイトと19mmのフレーム厚、殆どの人はこのスペックだけで、趣味で使用するには良いが大会で使用するには向いていないと判断するかと思います。ですが、このスペックこそがズバリ!大会で勝てるラケットと断言できます。超トップライト設計のため振り始めでは重さを感じないのですが、いざボールを捉えた瞬間からはデメリットと思われた重さが逆に武器となり相手コートへ重く安定したショットを打ち込めます。また、差し込まれた際に曖昧なヒッティングポイントでボールを打たなければいけない状況ではVOLKLの代名詞とも言えるしなりが威力を発揮してくれます。勇気を持って振りぬく事でしなりが半自動的にボールをベストなポジションで捉え、ミスショットを防いでくれます。ミッドというだけで敷居が高く感じられますが、16×19の目の粗いストリングパターンスピンも非常に良く掛かります。スイートスポットでボールを捉えられる中級以上の方には問題無く扱えると思います。昔ながらのしなりを感じられるラケットといった感じで扱われがちですが、パワーブリッジ10ミッドは間違いなく大会で勝てるラケットの1本だと実感しています。
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★★★★★ トッププロのラケットってこんな感じでは?（2012/05/07）
投稿者：こんどう
フレームが非常に柔らかく、打感もソフト。グリグリのトップスピナーよりはフラットドライブで素直なスイングの方に向いていると思います。
フレーム重量があるので、ボレーは手打ちだと続きません。しっかりと肩を入れて足で運ぶようなボレーが必要です。
ボールの飛びに関しては、不思議と飛びすぎません。でも、決してパワーが無い訳ではなく、必要な分だけのパワーアシストがあるラケットです。
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